モノ屋敷・物屋敷化したゴミ屋敷状態のお部屋の実情
ゴミ屋敷には様々な種類があり今回はその中の「物屋敷」について書きたいと思います。
●物屋敷とは
ゴミ屋敷の種類の一つで部屋中に大量のゴミや不用品などいわゆる「モノ・物」で溢れかえっている状態のお部屋のことを指します。必要な物も必要ではない物も混ざって積まれているような状態を物屋敷状態と言います。
物屋敷化してしまうお部屋の住民の特徴としては「片付けられない」「ここまでゴミが溜まってしまっては、もう自力では片付けられることが出来ない、解決・解消が出来ない」です。
物屋敷状態に陥った場合、物屋敷を作ってしまい住んでいる自分がいるなんて恥ずかしくて言えない、という気持ちが先に立ってしまい、他人に相談するが出来なかったり悩みを抱えているケースがほとんどです。しかし、この物屋敷状態の悩みは実は今日の日本では抱えている人は少なくないことも実情です。そんな時は専門家でありプロであるゴミ屋敷清掃・片付け専門業者に相談してみると良いでしょう。
これらの業者は物屋敷のケースの相談も非常に多く受け付けており、片付けや清掃、解決方法など様々なノウハウを持っております。物屋敷の悩みは一人で抱えず、これ以上ひどくなる前に相談・解決がベストです。
●物屋敷化してしまう原因
一般的にお部屋を物屋敷状態にしてしまう原因は、「片付けられない・片付けが苦手」ということももちろんですが、認知症や精神疾患、発達障害や軽度の知的障害などの本人の問題、生い立ちや価値観などの環境が影響することもあります。
自分や自分の家族が物屋敷を作ってしまう原因としては以下のようなものになります。
○ゴミや荷物などお部屋を片付けられない本人の性格・人間性
○ゴミや不用品を整理したり捨てる時間が取れず、部屋中にゴミが溜まってしまい物屋敷
○各地域において不用品やゴミの分別や捨て方などゴミ処理のルールが分からず捨てられなずに物屋敷
○高齢やうつ病など心身における病気で体力や気力が無いので片付けられない
○収集癖があり物を捨てたり処分することが出来ずお部屋の中に溜め込んでしまい物屋敷
など物屋敷状態が落ち着くからという考え方や価値観の方も少なからずいらっしゃいます。周りの人や家族が見るとゴミしか見えない物でも、本人はゴミでも必要なものだったり価値がある大切なものだと思っています。
自分の持ち物やゴミなどは全て自分が生きてきた証であると考えており、周囲や家族が掃除をしようとしただけで激しい抵抗をする方もおり、そういった場合高確率で物屋敷化してしまいます。
物屋敷も程度がひどいと、もはや自分では解決できない状態になり、異臭や害虫が湧きやがて近所に知られることになり近隣住民や管理人にバレてしまいトラブルに発展するケースも多々あります。また、火災など災害の原因にもなりとんでもない、取返しのつかないケースにもなります。
よって物屋敷化したお部屋の解決は早ければ早い方がベストです。
物屋敷のレベルが上がれば上がるほど専門業者に片付け・清掃作業を依頼した際の費用・料金も嵩んでしまいますので、「今すぐ」がベストですね。