【ゴミ屋敷問題】ゴミ屋敷の被害や影響

【ゴミ屋敷問題】ゴミ屋敷の被害や影響ゴミ屋敷の被害や影響

今日の社会問題となっている「ゴミ屋敷」問題。ゴミ部屋や汚部屋とも言われておりますが。このゴミ屋敷状態はゴミや荷物が山積みになり、足の踏み場もなく最終的にひどい場合は建物の外まで溢れてしまい、人々の生活に悪影響を及ぼすことがあります。

ゴミ屋敷の中でも、しっかりゴミ袋に梱包された状態でゴミや荷物が放置されている場合はまだ良いですが、ごみがそのまま部屋や建物の中に散乱している状態だと、想像以上に「危険な状態」になり悪影響のみならず二次被害にも発展することもあります。

ゴミ屋敷が近隣の住民に及ぼす悪影響は、悪臭や害虫の被害、ゴミを漁りにくる動物の被害、感染症が広がる危険性もあります。

今回はそのようなゴミ屋敷化における問題点や危険性について、ご紹介していければと思います。

【ゴミ屋敷・ゴミ部屋が及ぼす健康被害】

・疫病、感染症

ゴミ屋敷が抱えるさまざまな問題の中でも特に注目されているのが疫病や感染症です。ゴミ屋敷やゴミ部屋に集まり繁殖する野鳥や害虫、ねずみなどの小動物がもたらす疫病や感染症における被害が広がる危険性があります。ダニやハエ、ゴキブリと言った害虫が発生しやすい環境にあるのが、このゴミ屋敷です。またゴミ屋敷における害虫の発生から食中毒などの感染症や害虫の死骸が空気中に舞うことで、喘息やアレルギーの原因になることもあります。

ゴミ屋敷の近くを通る方達が、カラスや小動物や鳩などに触れてしまったり、襲われてケガをする危険もあり、そこから感染してしまう危険性もあります。

ゴミ屋敷というものは、景観や見た目の不快感の問題だけでなく、感染症や病気やケガといった命の危険性も高いということをしっかり覚えておいておく必要があります。またゴミ屋敷の住人は精神的被害で「疲れやすくストレスがたまりやすい」「ネガティブになりやすい」などが挙げられます。

・異臭問題

ゴミ屋敷の抱える被害が近隣の住民に及ぼす最も大きな影響のひとつが、この異臭による問題です。

ゴミ屋敷の中にあるゴミの中に埋もれる生ゴミ、食器の食べかす、飲みかけの瓶やボトルの中身は、徐々に腐って悪臭を放ちます。ゴミ屋敷やゴミ部屋に集まってくる害虫の糞や死体、家の外に放置されて雨に濡れて腐った段ボールや紙なども、不快な臭い(異臭)の原因になります。ゴミ屋敷は近くではなく、少し遠くにある場合でも、一切窓を開けることができないほどの悪臭や異臭が漂うこともあるので、地域住民に悪影響を与えることもあります。

・ゴミに引火し火事などの災害が発生

ゴミ屋敷に積み上げられているゴミのほとんどが、ゴミ屋敷の住人が集めてきた紙屑、段ボール、新聞紙などです。ゴミ屋敷の住人の火の不始末や、使いかけのまま放置されたガスボンベなどから発火して火事を起こしてしまう危険性が指摘されています。ゴミや荷物が多いため、非常に火災が発生しやすいと言われております。

またゴミ屋敷は住宅から溢れかえり敷地からはみ出して道路にまでゴミがはみ出しているケースも多く、外的要因における放火の危険もあります。ゴミ屋敷やゴミ部屋でひとたび火事が起きれば、あっという間にゴミ屋敷のゴミが燃えて辺り一面に燃え広がってしまう可能性も大きいと言えます。

ゴミ屋敷被害

ゴミ屋敷被害まとめ

今回はゴミ屋敷における被害や影響について紹介させていただきました。ゴミ部屋やゴミ屋敷でお困りの方や片付けられない方は、まずは現状としっかり向き合うことが大切になってきます。

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